2023年01月24日 更新
自己PR作成のポイント
~学生時代の就職活動と転職活動の違い~
新卒採用と中途採用では企業側が求める
評価基準が異なります。
転職活動を成功させるためには、
「中途の採用担当者がどんな点に着目するのか」
を理解した上で応募書類や面接の準備を行うことが大切です。
自己PRの内容や表現が不適切だと、
アピールポイントが伝わらないばかりか、
マイナス印象を与えてしまうこともあります。
それはどういったものなのか…
今回、解説していきたいと思います。
自分では「強み」だと思うアピールポイントも、応募企業側がそこを求めていなければ、自己PRの効果は望めません。
企業のホームページや採用情報などを読み込み、
その企業ではどんな人材が活躍しているのか、
どのような人材を求めているのかを掴みましょう。
その上で、企業が求める要素と
自身の強みが一致しているポイントを
ピックアップしてアピールすると良いですね。
曖昧で抽象的な表現は避けましょう。
例えば「コミュニケーション力に自信があります」
だけでは、日頃の業務でコミュニケーション力が
どのように発揮されているのかが伝わりません。
「どのような相手と」
「どのような場面で」
「どのようなスタイルで」
「どのようなことを心がけて」
といった具合にスキルの要素を細かく分解し、
具体的なエピソードを交えて記載するのが効果的です。
そうすると、読み手は入社後のあなたの活躍を
イメージしやすくなるはずです。
アピールポイントが多すぎると、
読み手の印象に残りにくくなります。
いろんなことを伝えたくなるのも分かりますが、
長々と文章を書きすぎると、
「要点をわかりやすく伝えられない人」と
マイナスに捉えられてしまうこともあります。
そのため、伝える強みは1つ 。
多くても3つ以内に絞ること。
異業種・異業界に応募する場合、
これまで自分が使用していた専門用語を
多用しないように注意しましょう。
読み手は内容を理解できないばかりか、
「配慮に欠けた人」というマイナスの印象を
抱くかもしれません。
専門用語はなるべく使わずに、業界以外の人にも伝わるような一般的なワードに置き換えるか、
注釈や括弧書きなどで説明を添えるなどの工夫をしましょう。
上記のポイントに注意しながら
企業側の着目点や評価基準を意識した
応募書類の作成に取り組んでいきましょう!