【転職活動での成功の鍵】

2021年12月23日 更新

転職活動は就活と違う!新卒感覚だと失敗する

最近、カウンセリングの時に卒業生の皆さんから

こんなコメントがよくあります。

 

・転職の仕方は誰も教えてくれない

・こうしたら「正解」という答えがない

 

まず最初に、「新卒採用」と「中途採用」は別物です!

それを前提に取り組むことが転職成功のカギとなります。

 

学生気分が抜けず、「先生に相談したら何とかなる…」と受け身で委ねるのではなく、

『主体的』に考え、動く必要があります。

 

そう、大切なことは「意識」を変えることなのです。

 

 

就職活動は、学生が4月1日の入社を目指して一斉に動きます。

一方、転職活動は、自分の決めたタイミングで行います。

 

転職者は、ひとりひとり経験してきた仕事や能力が大きく違いますし、キャリアアップ、結婚・出産、心機一転…など、転職理由も様々です。

 

企業側からしても、求める能力を持った人材か見極める必要があり、新卒よりもマッチングが難しいところです。

 

学生の時に「やりたい!」という希望や思い優先で企業を選択した就活と違い、転職では「何ができるか」、「どう今より良くなるか」が基準となります。

 

新卒は「熱意」、「人柄」、「成長性」といったポテンシャルを重視する半面、中途採用は「即戦力重視」となります。

 

また、中途採用では前職で習得したスキルを活かして、短期間で成果を上げることを期待されます。

それだけでなく、社会人としての一般的なマナーが身に付いているかどうかも評価ポイントとなります。

 

同じ中途採用でも、いわゆる「第二新卒」とよばれる新卒で就職して3年以内の転職者では、基準が異なります。

若手の求職者は成長性や新しい社風になじむ適応能力に期待できる一方で、社会人としてのマナーや業務の基礎が身に付いているとみなされます。

フレッシュさや伸びしろも武器となるのです。

 

中途採用は、新卒採用と違って欠員補充や事業拡大に向けた増員など、明確な役割を想定したポジションが多いため、選考期間も短くなる場合がほとんどです。

 

そのため、複数企業への応募やスケジューリングなどを同時進行しながら、自ら積極的に動いていかないと、なかなか良い結果には結び付きません。

 

こうした中途採用に求められるポイントを意識し、

能動的かつ自立的に動いていくことを

心がけていきましょう。

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