あなたは大丈夫?!転職活動でやりがちなNG行動

2021年12月23日 更新

転職活動は、優秀な能力やスキルを持っているとか、
履歴書や職務経歴書に充分なものを書けるとか、
何事もひたすら頑張れば上手くいくとか、
そういうものばかりではありません。

書類選考や面接を通じて、
自分の魅力や強みをしっかりアピールできるかを
大事にしがちですが、それも少し違います。

そこで今回、転職活動で起こしやすいNG行動をご紹介します。
貴方は当てはまっていませんか?!

<準備編>


1.手あたり次第エントリー

 

今やネットで気軽に求人情報を確認できる時代。

そのため、「勤務地・年収・土日祝休み」など待遇面だけで検索し、そのままエントリーをする方が多いようです。


しかし、「どこにエントリーしたかわからなくなった」

「どんな会社か忘れた」といった失敗も多いようです。

(嘘みたいですが一定数いらっしゃいます)

 

仮に選考が進んでも志望動機が希薄なので準備が滞り、結果NGにつながってしまい、時間やお金(交通費等)が無駄に…などのデメリットにもつながることも。

そんな事態を避けるためにも、ひとまず、せめて企業のホームページくらいは確認しておきましょう。

「業務内容がある程度イメージできる」「企業に親和性を感じる」など、求人広告から読み込める表面的なことではなく、もう一歩踏み込んだ情報収集をするのが得策です。

 

 2.情報満載の応募書類(履歴書・職務経歴書)

 

応募書類は「見やすさ」を心がけましょう。

職務経歴は基本的に箇条書きで分かりやすく、営業など売上数値がでるお仕事の場合は、具体的な実績を出して明確に記載を。

 

アピールしたい一心で取り組み内容や、自己PRが論文級に長くなる方もいらっしゃいます。前向きな姿勢や、ご志望度の高さはとても良いと思うのですが、情報量の多さは資料としてはマイナスになり得ることも。

作成後に転職エージェントや転職経験がある友達など、「第三者」に見てもらうのもおすすめです。

 

3.ゆとりのない選考スケジュール

 

「早く就職したい!」という焦りや、「1日で出来るだけたくさん面接に行きたい」という効率重視で、同日に複数社の面接を押し込んでしまいがちですが、これは余程のことがない限りおすすめしません。

 

基本1日1社、どんなに多くても2社(午前・午後で1社ずつ位)でとどめておきましょう。

それぞれの企業に合わせた面接準備は、意外と時間がかかります。また、予期せず前の面接時間が伸びたり、移動時のトラブルで遅刻したりする可能性もあります。

 

何より気持ちに余裕が持てず、面接で上手くパフォーマンスが発揮できなかった…と、超本末転倒な結果にもなりかねません。

<本番編(面接)>

 

1.一方通行はNG

 

書類準備とも共通しますが、一方的に思いを伝えるのはNGです。面接は企業とのコミュニケーションの場。

「沢山話した=うまくアピールできた」ではありません。空気を読まずに一人で話し続けるのは避けましょう。

 

聞かれたことにきちんと答えられるよう、まずは落ち着いて面接官の質問を聞くよう心掛けて。

目安としては、「発話は1分以内」を念頭に準備をすると良いでしょう。

 

2.無駄な質問はしない

 

こちらも「たくさん質問した=意欲をアピールできた」と捉えがちですが大間違い。

ホームページを見れば簡単にわかる企業情報や、募集要項に記載されている勤務条件について質問すると、貴方がいかに準備をせず面接に来ているかがわかります。

 

もちろん十分な情報収集をしたうえで分からないことや面接官の話を聞いた上で疑問があれば、質問していただいて構いません。

 

<OKな質問例>

・入社までに習得すべきスキルなどはありますか?

・採用部署ではどのような方がご活躍されていますか?

(会社・部署の雰囲気がおのずとわかります)


3.基本的なマナーが出来ていない

 

身だしなみや入室時のマナー、面接中のちょっとした所作や表情など、面接官はしっかりとチェックしています。

 

面接に限らず、人間は思いのほか視覚からの情報に大きく影響を受ける傾向にあるそうです。

 

どんなにスキルが高くても、

素晴らしい志望動機を伝えたとしても、

マナーが出来ていなかったことで、一気に説得力を失ったり、「すごい人だけど一緒に働くのは…」とマイナスの評価がついてしまったりする可能性もあります。

 

また、「現職でのマナー」が必ずしも一般的なものとは限りません。事前に動画サイトなどで面接時のマナーなどを確認しておくのが得策です。


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いかがでしたか?

気づかないうちに、ついやってしまいがちな転職活動のNG行動。せっかくのチャンスを不意にしないためにも、ぜひ一度、ご自分のことを振り返ってみてくださいね。

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