2022年01月28日 更新
求人情報に記載されている「雇用形態」について
転職を検討されている方に、希望条件を尋ねると
多くの方が「正社員」での就業を希望されています。
もちろん理由は、「安定したいから」。
そのお気持ちはとても理解できるのですが、
目指す分野や働き方によっては、「正社員」だけに絞ると
選択肢を狭めてしまうことにもつながります。
仕事を選ぶときは、条件だけで絞り込むのではなく、
「自分は将来的にどんな働き方をしていたいか」を
考慮することが大切です。
どの雇用形態にもメリット・デメリットはありますが、
予めそれを理解しておくことで、入社後のミスマッチも回避することができます。
たとえば…
【正社員】
・雇用期間の定めがなく、長期的に働くことが出来る
・賞与の支給や定期昇給があることが多い
・勤務時間などの自由度は少ない
・部署の異動や転勤が発生する可能性がある
【契約社員】
・雇用期間が決まっている
→正社員登用や無期雇用契約の切替可能なところも多い
・正社員と同程度の福利厚生を受けられる企業も多い
・キャリアプランに合わせて働くことができる
・正社員と比べ、選考ハードルが少し下がることもある
・給与は月給制が多いが、賞与がない場合がある
【派遣社員】
・契約元は派遣会社
・契約期間がある
・求人の選択肢が多い
→職種や勤務日・時間などを選択しやすい
・就業先での直接雇用の機会がある(紹介予定派遣など)
未経験の分野に挑戦したい方や、
働きながら資格取得などの目標を叶えたいという方は
契約社員や派遣社員として、キャリアをスタートするのもひとつの方法です。
働き方はどんどん多様化しています。
もし迷うことや、不明な点があった場合は
キャリアカウンセラーや、転職エージェントに
一度、相談されてみることをおすすめします。