新卒の就職活動と転職活動の違い

転職活動と新卒の就職活動の違いについて、

考えたことはありますか？

「新卒の時は上手くいっていたのに、

なかなか転職先が決まらない…」

「転職活動を成功させるために

気を付けることって何だろう…」

と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

転職活動において、新卒時との違いを

知っておくのは非常に重要なことです。

そこで今回は、その違いについて

ポイントを絞ってお話していきましょう。

転職活動では選考において「経歴やスキル」が重視される

まず、最も大きな違いは、

「企業から求められるもの」が違います。

新卒採用では、まだ社会に出て働いたことがない

人材から選考して採用するため、基本的に「人柄」や「コミュニケーション能力」、「ポテンシャル（潜在能力）」など、業務上のスキルや経験に関係がない能力を重視する傾向があります。

一方で、転職活動においては「職務経験があること」が大前提であり、企業側の採用募集のきっかけも既存社員の退職による人材補充や、新規事業の立ち上げに伴う人員確保など、「即戦力」が必要となる場面が多い傾向です。

そのため、転職活動においては、職務経験を通して培った力をアピールしたり、企業が求めるタイミングに入社時期を合わせたり、 「企業が求めていることは何か」を念頭に活動することが、採用獲得の近道となるでしょう。

情報収集も自分で行う

新卒採用時には、大勢の学生が同時に就職活動を行い、企業側も多数の人材確保を目的として合同説明会を行ったり、就活生向けのイベントを開催したりします。

一方で、転職活動においては、企業側の必要時期に個別で行われるのが基本となるため、情報の収集も個人で行わなければなりません。

いかに素早く情報を察知して自分のものにするか、それが転職活動を成功させる「鍵」となります。

自由なタイミングで就職活動ができる

新卒においては、年度初めの4月が一般的な入社時期となるため、そこに照準を合わせた活動時期が基本です。

現在は、就職活動が早期化しているため、希望の企業に入社するには、より限定的な時期で就職活動を行うことを強いられるでしょう。　

それに比べて、転職活動は人材が不足している企業がそれぞれのタイミングで採用活動を行うため、時期が限定されません。また、選考期間も新卒採用と比べて短期間の場合がほとんどです。

転職活動は、自分の都合の良いタイミングで活動時期を設定することができる一方、自分でしっかりスケジュール管理を行い、現職の引継などを計画的に行っておく必要があります。

このように転職活動では、「新卒時との違い」を理解した上で、「今の自分」を充分にアピールできる準備をして臨むことが必要です。

今回、ピックアップしたポイントを抑えて、希望する企業の採用を獲得してください。