2023年03月13日 更新
~人事担当から聞いたホンネ~
就職面接において
経験やスキルは十分だったにもかかわらず、
不合格になることがあります。
不合格(見送り)を決めたポイントは…
・目を見て話さない
・話に一貫性がない
・遅刻してきた
・待遇面ばかり気にしている
・やる気が感じられない
・他人のせいにしたり、言い訳をしたりする
・服装の乱れや身だしなみ
・自信過剰
印象の良し悪しだけでなく
「目を見ない」=「自信がない」、
「一貫性がない」=「本心ではないことを言っている」
などマイナスポイントに捉えられているようです。
面接試験で回答に困った場合は、
取り繕ったり、無理に答えたりせず、
素直に「わかりません」と伝える勇気も必要です。
何より焦らず、分かる範囲で
「落ち着ついて答えること」が大切。
もし言葉に詰まったら、
「申し訳ございませんが、お時間を頂けますでしょうか」など、一言断りを入れて考えましょう。
何も言わずに考え込み始めると、
「無言で固まっている」と思われてしまいますから。
一方で、経験やスキルは足りなかったのに、
面接で合格が決まることもあります。
その“決め手”は…
・熱意が伝わってきた
・素直さ
・学ぶ意欲が強い
・前向きな発言が多い
とくに、「学ぶ意欲」や「前向きな発言」などは、
入社後の活躍を具体的にイメージでき、
未来の話をしている点が評価されるようです。
経験やスキルだけでは採用要件を
満たしていない場合もこうした態度が
今後の活躍に対する「期待値」と捉えられ
採用を勝ち取れる可能性があります。
限られた時間で自分の経験やスキル、
熱意をアピールしなければならないのが「面接」。
そのために、応募企業について事前に調べ、
研究して準備するのはもちろん、
自分の経験やスキルの整理に加えて
「その企業で何がやりたいか」
「どう貢献したいのか」
を事前にイメージしておく必要があるのです。